クレープ移動販売をしていた友人H君の話 その2

クレープ移動販売をしていた友人H君の事業計画は以下のとおりでした。

①売上月間       520,000円     (平日8,000円×4日+土日50,000円×2日)を4週
②原価          156,000円     (原価30%)
③出店料          52,000円            (売上10%) スーパーの駐車場で販売
④その他費用      100,000円     (ガソリン代・消耗品・電気代・予備費用)
⑤利益          212,000円

1年後、計画通りの売上が確保できずクレープ移動販売をやめる事になりました。結果論でいえば

売上見込みが甘かったとなります。しかし起業の相談を受けたとき私はH君の事業計画には、もう

一つ見落としが有ったと感じました。それは

スポンサーリンク

「社会保険・税金関係の費用が入っていないんだけど‥」という事です。

社会保険・税の専門家でもない私でも毎月、健康保険料で30,000円、国民年金保険16,0

00円ぐらいは掛かるだろうと予想できます。上記の事業計画の⑤利益212,000円から

46,000円引けば166,000円です。それにこの事業計画どおりなら年に1回、所得税約

70,000円・年4回住民税約40,000円の費用も発生します。

はじめから社会保険・税金関係の費用を計算していれば、H君は毎月約17万の収入を得るために

リスクを取って起業したでしょうか?H君の事業計画は社会保険・税金を考えれば初めから、難し

かったのです。解決策は事業計画を上回る売上を毎月確保する努力をするしかなかったのです。

その努力は会社員のストレスより厳しい世界でしょう。

日本で事業を行い生活していく以上、「税引き後収入」が基本です。

サラリーマン・アルバイトなら「手取収入」です。

「額面年収」は生活するために、なんの意味もありません。

次回H君の話を最後にもう一度書こうと思います。それは数字では表せない世界ですが、H君が

クレープ移動販売を辞めることになった主要因と考えているからです。

今回の学び

「起業で手取年収100万円を得るには、社会保険・税金コストを考える。」

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*